ピアノの鍵盤が入院しました( ̄□ ̄;)!!
- 星野典子
- 2020年11月6日
- 読了時間: 2分

お教室のピアノが製造された年に、ピアノ工場では鍵盤の外側を貼り付けるための接着剤を今までのとは違うものに変更しました。
しかし、その接着剤はしばらくするとはがれてきてしまうという不具合があることが判明。
…そんなお話を以前に聞いてはいたのですが、とうとう今年の4月にお教室のピアノにも異変がありました。
ピアノを弾いていると、なんかペタペタした音が聞こえるなぁとは感じていたのですが、鍵盤表面がはがれかけて浮いていたからだったんですね(T_T)
そんなわけで慌てていつもお世話になっている調律師さんに連絡をし、修理の手配をしてもらいました。…が、
コロナの関係もあり、4月の段階で代替鍵盤が来るのは11月と言われており
それまでは気をつけながら練習をしてきました。
ようやく先日、鍵盤が届いたとの連絡があり、早速今日来てもらったのですが
まさか、鍵盤が箱にはいってくるとは!
調律師さんは、ピアノ本体から鍵盤を取り外し、ひとつずつ丁寧に代替鍵盤と差し替えていきました。
最後の写真のように、鍵盤は1本ずつ独立していて、全部で88本あります。
それをきちんと並べて、本体にはめ込んでいきます。
はめたあとは微調整やハンマーとの調整など全ての行程を×88本分やるので、とても緻密な作業だなと見ていて感じました。
気持ちが荒れているときなどはできない仕事だなぁと(笑)
そんなこんなで無事にはめ込み終わりましたが、さまざまなピアノを旅してきている代替鍵盤ですから、ここのピアノにすんなりぴったり合うわけがありません。
ですが、今だけの借り物ですから、この鍵盤に合わせて調整してしまうとまた修理から帰って来たときにもとに戻すのが大変ということで

よく見ると少しがたついています。
演奏に支障はなさそうなので、少しの間この鍵盤に頑張ってもらおうと思います。
レッスンにきた際には、ちょっと気にして見てみてくださいね(*´ω`*)
今月末くらいには(2020年11月)もとの鍵盤が貼り替えられて帰ってくる予定です。
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